2月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
裏返しの男 (創元推理文庫)読了日:02月01日 著者:
フレッド・ヴァルガス
貧困の救いかた 貧しさと救済をめぐる世界史大航海時代をグローバル化の始まりとしたのは慧眼。全体に駆け足の感はぬぐえないが、概説書として、自分の個別の問題意識を確認するにも重宝。
読了日:02月06日 著者:
スティーヴン・M・ボードイン
美しい書物 (大人の本棚 )読了日:02月10日 著者:
栃折 久美子
灯台守の話 (白水Uブックス175)物語ることは心の中の灯台の光の世話をすることなのだろう。ちなみにこちらがケープ・ラスの灯台だそう →
cape wrath読了日:02月16日 著者:
ジャネット ウィンターソン
最後の証人〈上〉読了日:02月19日 著者:
金 聖鍾,祖田 律男最後の証人 下 (2)読了日:02月20日 著者:
金 聖鍾,祖田 律男
たったひとつのオレンジ(彩流社)フェルナンド・ナモーラ(1919-1991)はポルトガルの医師/作家。本書のオリジナル・タイトルは「一医師の人生記録」という意味だそうで、農村、または都市で開業する一医師の目を通して見た生活を時に哀しみを込めて、時にユーモラスに切り取った短編集だ。総じて患者である人々に寄り添ったまなざしで書かれた作品は、どれも忘れがたいものばかりである。
読了日:02月24日 著者:
フェルナンド・ナモーラ/彌永史郎訳
都市と都市 (ハヤカワ文庫SF)とにかく二重都市という設定が秀逸で、それに尽きる。
読了日:02月26日 著者:
チャイナ・ミエヴィル崖っぷち (創造するラテンアメリカ)言葉の力強さが圧倒的。ある意味詩的でさえあって、単なる呪詛や愚痴と受け取るのはちょっと違うような印象。うまく言えないけれども。 蛇足:コロンビアつながりであれば『顔のない軍隊』と、訳者あとがきの「否定の文学」つながりであれば、マヌエル・プイグと併せて読むのもおもしろいかもしれない。
読了日:02月27日 著者:
フェルナンド・バジェホ
これはペンです読了日:02月29日 著者:
円城 塔
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