2015年8月の読書メーター読んだ本の数:10冊
給料をあげてもらうために上司に近づく技術と方法の
感想句読点がなく、まるでケルトの組紐模様のように、若干のズレと差異をはらみながらくねくねと執拗に繰り返す文章がやがてじわじわくる。
読了日:8月4日 著者:
ジョルジュペレック子守唄 (創元推理文庫)読了日:8月6日 著者:
カーリン・イェルハルドセン帳簿の世界史読了日:8月12日 著者:
ジェイコブソール声読了日:8月14日 著者:
アーナルデュル・インドリダソンネメシス (上) 復讐の女神 (集英社文庫)読了日:8月17日 著者:
ジョーネスボネメシス (下) 復讐の女神 (集英社文庫)読了日:8月17日 著者:
ジョーネスボ柑橘類と文明: マフィアを生んだシチリアレモンから、ノーベル賞をとった壊血病薬までの
感想本書はイタリアの各地特産の柑橘類に焦点を当てた、文化史であり、エッセイであり、紀行でもある。それにしても、たくさんある柑橘類が元は三種類だったとは驚き。蛇足ながら、タイトルはもっと柔らかいものの方がよかった気がするなー。
読了日:8月24日 著者:
ヘレナアトレー
ラインズ 線の文化史の
感想すべてはラインなのだけれど、「網目<ネットワーク>」と「網細工<メッシュワーク>」の違いは大きい。
読了日:8月26日 著者:
ティム・インゴルドカロカイン−国家と密告の自白剤 (lettres)の
感想ディストピア小説の体裁をとっているけれど、自分とはこうであると思っているものとは全く違うものを自分の中に見てしまうことの恐怖が描かれているように思う。作者のボイエと主人公のカールは真逆だけれど、ボイエは詩人だから、それに正面から向き合わざるを得なかったのだろう。
読了日:8月28日 著者:
カリン・ボイエ
オルフェオ読了日:8月31日 著者:
リチャードパワーズ
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月末に読んだ『オルフェオ』を消化中。
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