世間ではきょうが仕事納めだそうで、そういう類いの仕事じゃない私には
関係ないといえば関係ないのだが、なんとはなしにそんな気分になるから
不思議だ。きょうが今年最後の通院で、看護士に「1年お疲れさまでした」
などと言われたせいかも知れない。
思い返せば、昨年の今頃はひとり悶々を通り過ぎて、ある種諦観の域にさえ
あったわけで、そう考えるとよく生き延びたと感慨深い。これからも淡々と
日々を数え、月を数え、年を数えていくのだろう。
とはいえ、何やらお尻に火がついてる感がぬぐえず、今読みたいと思って
いる本ですら読みきれはしないだろう、ましてや...と思って、一抹の寂しさ
を禁じ得ないのではあるが。
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