2013年8月の読書メーター読んだ本の数:16冊
双眼鏡からの眺め読了日:8月1日 著者:
イーディス・パールマン,EdithPearlman映画の中の本屋と図書館読了日:8月2日 著者:
飯島朋子世界を回せ 上読了日:8月3日 著者:
コラム・マッキャン世界を回せ 下の
感想「(あの写真に惹かれた理由のひとつは)母の死と同じ日に、これほどの美が存在しえたという、単純きわまる事実。」 [写真]blogs.wsj.com/metropolis/2010/05/28/world-trade-center-wire-walker-holds-classes-in-nyc/ 困難や悲しみにあっても見いだされるささやかな美しきもの(こと)たち。それが世界を回し、私たちを生きながらえさせるのだろう。都市小説としても秀逸。
読了日:8月5日 著者:
コラム・マッキャン
かつて描かれたことのない境地: 傑作短篇集 (残雪コレクション)読了日:8月12日 著者:
残雪隠し部屋を査察して (創元推理文庫)の
感想猟奇的でありながら淡々としているところがやっぱり好み。マコーマックって映像的というか、映画に向いているような気がする。偶然にコルタサルの『遊戯の終わり』を同時に読んでいて、「フーガ」が「続いている公園」の変奏だったのでにやりとしたところ。なるほどフーガだもんね。
読了日:8月15日 著者:
エリック・マコーマック
遊戯の終わり (岩波文庫)読了日:8月16日 著者:
コルタサル秘密の武器 (岩波文庫)読了日:8月17日 著者:
コルタサルHHhH (プラハ、1942年) (海外文学セレクション)読了日:8月22日 著者:
ローラン・ビネアンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること (新潮クレスト・ブックス)読了日:8月22日 著者:
ネイサンイングランダー文学と映画のあいだの
感想主に小説の映画化についてだが、まえがきで映画を一種の「翻訳」ととらえる視点が提示され、なるほどと思うと同時に、以降の章の見通しが良くなる。各章は英、仏、独、米、露(ソ連)、中国、ラテンアメリカ(キューバ)に分けられ、執筆者が各国の歴史(事情)や映画史などを簡単にまとめた後、具体的な映画の話になる。それにしても執筆陣の豪華なこと!どの章も小説と映画を縦横無尽に語っていてそれぞれに興味深いが、個人的にはアメリカ2の「ノワール小説とフィルム・ノワール」が特におもしろかった。各執筆者のお勧め映画リスト付き。
読了日:8月24日 編者:野崎歓
事物のしるし 方法について読了日:8月25日 著者:
ジョルジョアガンベン奇商クラブ (創元推理文庫)読了日:8月29日 著者:
G.K.チェスタトン本の町の殺人 (創元推理文庫)読了日:8月29日 著者:
ローナ・バレットポーランド・コンプレックス読了日:8月30日 著者:
タデウシュ・コンヴィツキ盆栽/木々の私生活 (EXLIBRIS)読了日:8月31日 著者:
アレハンドロサンブラ
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